低温滅菌システム アムスコ V-PRO 1
自主改修のお知らせ

装置使用ご施設様

  貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  日頃よりサクラ精機株式会社より提供させて頂いております、低温滅菌システム アムスコ V-PRO 1をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
  さて、この度、本製品につきまして、病院職員がチャンバー内に残留していた少量の過酸化水素ガスを吸引した事例が米国にて発生いたしました。
  そこで、弊社といたしましては、同様事例の発生を防止するため、下記のとおり改修を行うことといたしました。ただし、改修部品の納入までに時間を要するため、改修時期は平成24年4月頃となる予定です。
  ご迷惑をお掛けいたしますが、改修着手までの間、下記の点にご注意頂きますようお願い申し上げます。

1.事例の内容:

本装置のリークテストに失敗して、過酸化水素ガスがチャンバー内に残留した状況で、装置のドアを開けたため、病院職員が少量の過酸化水素ガスを吸引してしまった。リークテスト失敗の原因は、フィルタの劣化に伴う真空ポンプの故障によるものと推察されている。
なお、重篤な健康被害は発生していない。

2.改修内容:

リークテストに失敗した場合には、ユーザーに警報を出し、本装置のドアが開けられないようなシステムに変更いたします。

3.改修着手までのお願い:

本装置を安全にお使い頂くため、リークテストは別紙の通り、定期的に(週に一度以上)行なってください。
リークテストに失敗した場合には、絶対に本製品のドアは開けず、ご使用を中止して弊社までお知らせください。
リークテストの結果判定については、次項の取扱説明書のリークテスト実施手順⑦⑧をご参照ください。


  ⑦  リークテストサイクルの出力を確認します(図5)。
  ⑧  リーク率が0.3 Torr/分未満であれば、通常通りご使用できます。
  ⑧  リーク率が 0.3 Torr/分以上となった場合は、ご使用を中止し弊社までお知らせください。


本件に関するお問い合わせ等がありましたら、最寄りの弊社営業所又は販売店へお問い合わせ下さいますよう重ねてお願い申し上げます。

2012年1月 18日
サクラ精機株式会社






<リークテスト実施手順> 取扱説明書「8.3リークテスト」抜粋別紙

  ①  ドアが閉じていてロックがかかっていることを確認します。
  ②  チャンバーと蒸発器が適切な温度であることを確認するため、[サイクル] 画面(図 1)から
    [ステータス画面] タッチパッドを押します。
    [ステータス] 画面が表示されます(図2)。チャンバーの温度50℃、蒸発器が60℃になっているか
    がその目安です。温度確認後、[ステータス] 画面左下の"戻るボタン"を押します。
  ③  [サイクル] 画面(図 1)から [オプション画面] タッチパッドを押します。
    [オプション] 画面が表示されます(図3)。
  ④  [リークテストの開始] タッチパッドを押して、リークテストを開始します。
    [動作中] 画面が表示されます(図4)。
  ⑤  [動作中] 画面上で、リークテスト時間のカウントダウンが行われます(図4)。
    [中止] タッチパッドは右下隅にあります。リークテストでは、[サイクルの準備]、[リークテスト]、
    および [エアレーション] の 3つのフェーズを通過します。
  ⑥  サイクルが完了すると、[サイクル] 画面(図1)に戻ります。
  ⑦  リークテストサイクルの出力を確認します(図5)。
  ⑧  リーク率が0.3 Torr/分未満であれば、通常通りご使用できます。
    リーク率が0.3 Torr/分以上となった場合は、ご使用を中止し弊社までお知らせください。