サクラ高圧蒸気滅菌装置 MISORA®

医療現場では、ヒューマンエラーが医療事故や院内感染につながるリスクが指摘されており、安全性へのニーズがますます高まっています。さらに、高齢化の進展により、再生処理が必要となる医療器材が増加しており、滅菌処理の「質」と「量」の両立が求められていました。こうした課題を背景に、弊社は安全性と処理能力を向上させた高圧蒸気滅菌装置を開発いたしました。
医療機器認証番号:306AFBZX00068000
販売名:サクラ高圧蒸気滅菌装置 VS-R
クラス分類:クラスⅡ(特定保守管理医療機器/設置管理医療機器)
 

伝統と先進性の融合でCSSDの未来を切り開く

MISORA®は、従来機に搭載されていた独自の滅菌技術を継承しつつ、新たに環境負荷の軽減を目指した乾燥方式「ハイパードライ デザイン」や、軽量化と耐久性を両立したチャンバ設計「LTコンセプト」を採用しています。さらに、作業効率向上に寄与する「CART-D」や「E-Loading」などの機能をオプションとして用意し、ネットワーク接続による運転管理やトレーサビリティシステムとの連携も可能です。

視認性と操作性を高めるインフォメーションランプを搭載

サクラマークで色分けされた表示灯は、滅菌装置の稼働状況を滅菌供給部門のスタッフへ視覚的に示します。

多様化する処理ニーズに柔軟対応

棚段高さ調整可能なアルミカートは、滅菌物の乾燥効率や処理能力を向上させる最適な選択肢です。棚板を分割し取り外しが可能です。滅菌コンテナをはじめ、多種多様な滅菌物を効率的に収納できます。