医療への貢献
その中でも、サクラ精機は「病理・細胞診分野」と「感染制御分野」の
2つの専門分野に特化しています。
病理・細胞診 分野
病理診断の目的はがんの早期発見です。
がんの確定診断や治療方針を決定する病理診断には、顕微鏡で見るための標本作製が欠かせません。当社では、体の組織を髪の毛や紙よりもずっと薄い3マイクロメートル(1,000分の3mm)に切り、着色してガラス板に貼り付ける繊細な標本作製の工程を機械化しました。これらの装置は、開発から製造までを当社が手掛けており、現在、世界市場で50%のシェアを誇っています。今後も、診断精度や処理スピードの向上のため研究開発を続けていきます。
感染制御 分野
感染制御分野の目的は、あらゆる病原菌の拡散や医療関連の感染を防止することです。
私たちの生活空間にも目には見えない小さな菌が存在しています。通常は皮膚によって守られていますが、手術で体内に直接触れるメスや鉗子に菌が付着していると感染症を起こす危険性があります。これを防ぐため、手術に使われた器具は、洗浄機で汚れを徹底的に除去し、再利用可能な状態にする必要があります。
これを実現するのが、サクラ精機の「洗浄・滅菌装置」です。徹底的な洗浄や滅菌により、患者さまに安心して手術を受けていただくことができます。
ジェット水流と超音波の「洗浄装置」
洗浄装置では、2種類の洗浄を行っています。まずはジェット水流によって隅々まで洗浄し、それでも残ってしまった微細な汚れは超音波を使って取り除いています。「ジェット洗浄」と「超音波洗浄」の2種類の洗浄を一度にできることが当社の装置の特徴です。
国内シェア7割の「滅菌装置」
どれほど徹底的に洗浄しても、まだ目には見えない菌が付着しているため、次に「滅菌」という工程が必要になります。滅菌装置では高温・高圧の蒸気を当てることで、99%以上の菌を除去することができます。当社で扱っている大型の滅菌装置は、国内シェア7割を占めています。